ネタバレ感想

映画『キャプテン・フィリップス』感想 | まるでリアル海賊行為の一部始終?

現代の海賊は、
海賊王になる為に海賊はしない。
生きるために海賊をするのだよ。

さーて、映画を振り返ってから海賊について勉強しまっせー。

完全主観評価星4個

▶星0~1:製作側のいじわる ▶星1.5~2:後悔している ▶星2.5~3:相性がやや悪いのかも ▶星3.5:楽しめた ▶星4~4.5:ハリーポッター級 ▶星5:運命の出会い

映画『キャプテン・フィリップス』 海賊って怖い

原題   : CAPTAIN PHILLIPS
製作年度 : 2013 年
上映時間 : 134 分
監督   : ポール・グリーングラス(ジェイソン・ボーンシリーズなどを手掛けたおじさん)
主演   : トム・ハンクス (船長フィリップス役)
ジャンル : サスペンス? / とにかくリアルな現代海賊 /ノンフィクション

ストーリーは正直弱い。
でも、
そういう事ではなくて
どちらかと言うと、ただただリアルで怖い海賊の事実。
を映画化した感じ。
実際の海賊行為のノンフィクション映画ですよ。
(リアルだとか知ったかぶりしてますが、海賊にそんなに詳しくないです)

あらすじ(ネタバレ無し)

2009年にソマリア沖で海賊に襲撃されたコンテナ船、マークス・アラバマ号。放水等の対応はするものの武装していない船だった為、海賊にすぐ占拠される。
実際に起きた事件を基にというか、超上質再現VTRのような仕上がり。

映画『キャプテン・フィリップス』のネタバレ感想

以下ネタバレ含みます

やりすぎ感がなく、ノンフィクション作品ならではの緊張感が魅力の映画『キャプテン・フィリップス』
観ているときから、まさに手に汗握る。と言った感じ。

そして、この映画のもう一つの見どころが、
海賊側のお話です。

「アメリカ強えぇー!ひょー!」
というバカな映画ではなく、海賊を生み出してしまう現状の問題と、その海賊たちも同じ人間であるということ。

ソマリアの海賊グループも元々は漁師として働いていました。
しかし、外国船が魚を取ってしまうようになり、海賊行為をせざるを得なくなっていった。(外国船が魚を取る?事についてはわかりませんが、ソマリアは内戦が激しいお国)
ということなんですよね。
その海賊グループの中には、まだ未成年の子どももいるわけです。

ソマリアの貧困層は、学ぶ機会を得ることもできずに、仕事も奪われて海賊行為に及んでいるわけです。映画の中でも船長との会話で出てきていましたが、彼らには選択肢が無いんです。
アメリカとソマリアは違うんです。

日本では失業率も低く、仕事を選ばなければお金を稼ぐこと自体は難しいことではありません。しかし、ソマリアではどうでしょうか。
交通整備や、コンビニのレジ・品出し、清掃員、物流センターやタクシー運転手。
おそらくこのようには選べないのではないでしょうか?

船長のフィリップスは最期に、ソマリア人海賊3人が射殺され1人が拘束され、自身が救助された際に涙を流します。
その涙は安心の涙だけではないと思います。
彼らはテロリストでも殺人鬼でもない。
海賊を生み出してしまうほどの経済格差。
そして、彼らを海賊にしてしまったのは本当は誰なのか。
アメリカに住むアメリカ人として、何を考えたのか。

そこまでがしっかりと、観ている者にも伝わる名作映画でした。

そして、この映画がデビュー作となった新人俳優のバーカッド・アブディ。
彼はソマリア生まれらしいです。
映画についてのインタビューでは、
「自分は両親がいたので国外へ行くことができ、教育を受ける事が出来たが、彼らは違う」と言っています。

映画の再現度 | どこまでが事実?

ノンフィクション映画だと「どれくらいが事実なんだろう?」と毎回思って調べたりしますが、
この映画の場合は、現実の方がもっと酷かったそうです。
モデルとなった実在のフィリップス船長は「映画ですべてを表現する事はできないけど、重要な所はちゃんと描いてあったと思う」という事を言っています。
そして、最後に救命ボートで人質になっている数日間では、海賊と笑いあう事や罵り合う事もあったらしい。
小さな救命ボートに閉じ込められたので、良くも悪くも関係が生まれる」とのことだ。

さらに、事件後は乗組員たちからフィリップス船長が訴えられているらしい。というのも、海賊がいる海域だから近づくなと乗組員が指摘したらしいが、フィリップス船長がその警告を聞かなかったのだとか。
「ほら言ったじゃん!!」
ということで裁判をしている模様です。
大変ですな、、、。

映画『キャプテン・フィリップス』から学ぶ《海賊の事》

映画を基に(きっかけに)、少しだけでも《学び》を。
ということで、
今回は、海賊のお話です。
せっかくなので知識を共有しようと。

想像する海賊と現実のギャップ

現代の海賊って、麦藁の一味やブラックパール号みたいに遊んでるわけではないんですよ。

ヨーホーヨーホー♪
ではなくて。

主に漁師に装って、船に近づいていき、
ゴムゴムのピストル!!
ではなくて、
ロケットランチャーやマシンガンなどを使って船を襲うんですね。

ワンピースの場合は、世界的に懸賞金がかけられるわけですが、
現実ではそうした海賊行為は国際犯罪として扱われ、海賊をとっ捕まえた国によって処罰を受けることになります。
厳密にはたくさんのルールがあるようですが、基本ルールはそうらしいです。
なので、終盤にて拘束されたソマリア人海賊は、アメリカに連れて行かれアメリカの刑務所で服役中のようです。

映画『キャプテン・フィリップス』 まとめ

ソマリアや、海賊についてネットでは調べにくかったので、少し本でも買って勉強してみようと思う。
勉強したらまた共有しまっせ~!

関連記事