ネタバレ感想

ドキュメンタリー映画『チカーノになった日本人』ネタバレ感想 | Netflixで鑑賞。。

ネットフリックスがおすすめしてくれたので、おすすめされるがままに鑑賞しましたが、まったく知らない人のストーリーとして鑑賞するにはやや退屈な内容でした。
“知っている人は知っている”という人物なのでしょうか。

完全主観評価星2.5個

▶星0~1:製作側に意地悪された ▶星1.5~2:後悔 ▶星2.5~3:相性がやや悪いのか  ▶星3.5:楽しめた ▶星4: 楽しめた♡ ▶星4.5:ハリーポッター ▶星5:超ハリーポッター

映画『チカーノになった日本人』 短めのギャング・ドキュメンタリー

原題   : HOMIE KEY ~チカーノになった日本人~
製作国:  : 日本
製作年度 : 2019年
上映時間 : 73分
監督   : サカマキマサ
キャスト : KEI

この映画ではポイントとなる単語は2つ。
「チカーノ」と「ホーミー」です。
最初にその意味を頭に入れておきましょう。
(作中にも説明もありますが)

チカーノとは?

チカーノと言うのはメキシコ系アメリカ人の事を指します。
厳密には他にも細かな定義があるようですが、メキシコ系アメリカ人の事を指すという解釈で大方間違いはないと思います。

ホーミーとは?

映画冒頭で表示される定義には、

①仲間、友人。
②アメリカのメキシコ系ギャング、チカーノのメンバー同士がお互いを呼びあう呼称。

とあります。
あまり聞き馴染みのない言葉ですが、アメリカの映画を観ているとちょっと悪いグループの人たちが結構言っています。
どうも敵味方関係なく言っている気がしますが、そこはちょっと自信ありません。

あらすじ・見どころ(ネタバレ無し)

日本出身の日本人が法を守らずアメリカの刑務所に収監され、恐ろしい刑務所の環境ながら徐々にメキシコ系ギャングと仲良くなった。
たった一人ぼっちの日本人はいかにして刑務所を生き抜いたのか。

ということで予告編どうぞ。

映画『チカーノになった日本人』のネタバレ感想

以下ネタバレ含みます

先日『13th -憲法修正第13条-』を観て以来のドキュメンタリー映画ですが『13th』と比較してしまうと、国の歴史などと違い、知る必要がない一人の元犯罪者の人生の話なので、好みがはっきりと分かれると思います。
ギャングやヤクザをかっこいい!と思える人にはおすすめかもしれません。

僕の場合は、やはり主人公の方を一切知らないので、映画としてはやや退屈な内容に感じてしまいました。それでも上映時間自体が非常に短いので、仰天ニュースを観る感覚でさらっと観れました。
どんな映画なのかな~?と調べている真に観れちゃう感じですね。

構成としては、
①親からの愛情を受けて育つことが出来なかった幼少期。
②昔はたくさんこんな悪い事をしていた。
③アメリカの刑務所に入れられてチカーノと仲良くなった。
④現在はボランティア団体を運営中。

ざっくり分けるとこんな感じになります。

今のところの自分とは、かけ離れた人間の人生を覗き見れましたが、犯罪者やや刑務所が過酷な話は耳にしたことがあったので、目から鱗の話は少なかった印象。
映画冒頭には、刑務所の中では黒人でも白人も”KEI”と言えば一目置いてくれ、刑務所の先輩たちも”KEI”の事を尊敬していた。という話もあるのですが、なぜそこまでの存在になっているのかはいまいち理解できませんでした。刑務所でたった一人の日本人が堂々と生活しているからでしょうかね。
そこにいたるまでの刑務所エピソードがありません。
印象的だったのは「絶対に誤らない」という事くらいでしょうか。
刑務所内は気の強い犯罪者が多くほぼ無法地帯ということで、威圧されて引いてしまったら終わりのようですね。怖い。

刑務所にいた期間が10年。
刑務所の環境が劣悪だったことを考えると、一般の人が経験できない話は無限にありそうですが、本編では皆が喧嘩っ早い程度の話しか聞けませんでした。
過去のやんちゃなお話よりも、なかなか知りえないアメリカ刑務所のお話をたくさん聞きたかったですが、あくまで半生を振り返るドキュメンタリーという事でそこのバランスは崩せないのかなと思います。
しかし、いざ調べてみると、youtubeチャンネルも開設しているようで、そっちのほうで面白い話はたくさんありました。気になる人は見てみると良いかも。

youtubeでは細かなトピックで話しをされているので、なかなか知りえない怖いお話が聞けます。
やはり72分には限界がありますね。

その他、実際の映像としてFBIが突入した時の防犯カメラの映像が挿入されていますが、FBIがカメラの前を通る映像しか見えず、まったく関係のない防犯カメラの映像を使ってもバレないくらいしか映りません。
これも少し残念ですが、そりゃあスポーツ選手じゃないんだから映像なんか残ってませんよね。

ルールを守らない事で刑務所へ収監されている人たちは、世界中にたくさんいる中で、本作の主人公は今では本や漫画、映画、テレビ出演もしているようなのでNPO法人もやっているとはいえ、上手に過去からビジネスに繋げた人。なのかもしれません。

漫画は完全にノンフィクションなのでしょうか?

刑務所から出てきてもこれだけいろいろなことが出来て、チカーノ達にも認められ親交を継続できているのですから、何かしらの人としての凄みや魅力があるのでしょうね。
肝が据わったカリスマ的犯罪者は世界中にたくさんいると思うので、本作の主人公がその他の犯罪者ととどう違うのか?というのが大切なポイントかと思いますが、
そういった事が如実に伝わってくるような、わかりやすいドキュメンタリー映画では無かった気がします。

ということで、
高熱を出すのが特技。
その後に蓄膿症を発症し頭痛を引き起こすことも得意な、
3児の父の主観的感想でした。

失敗カレーのカレーピラフ食べてくるか。

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