ネタバレ感想

映画『マイル22』ネタバレ感想 | 怒らせたらダメな奴とアメリカ

映画タイトルにもなっている22マイルというのは約35kmなので自転車で2時間半くらいの距離。
そう考えると結構遠い距離の戦闘劇だったようです。

完全主観評価

▶星0~1:製作側に意地悪された ▶星1.5~2:後悔 ▶星2.5~3:相性がやや悪いのか  ▶星3.5:楽しめた ▶星4: 楽しめた♡ ▶星4.5:ハリーポッター ▶星5:超ハリーポッター

映画『マイル22』

原題   : MILE 22
製作年度 : 2018年
上映時間 : 95分
監督   : ピーター・バーグ
主演   : マーク・ウォールバーグ
ジャンル : アクション・サスペンス

ピーター・バーグ監督と、マーク・ウォールバーグのコンビ4作目。まったく意識はしていないものの、このコンビの作品は全部観てた。いつのまにか。
本当は大好きなんでしょうね!気が付いてないだけで。

ちなみに『マイル22』の記事冒頭で書くのもどうかと思ういますが、個人的には『ローン・サバイバー』のほうが好き。

あらすじ(ネタバレ無し)

セシウムと呼ばれる盗まれた危険物質。そんなセシウムの在処を知るリー・ノアーは重要参考人として政府の保護下にあったが、そんなノアーを抹殺するべく、どっかの武装勢力が送り込まれる。ジェームズ・シルバ率いるCIAの機密特殊部隊はノアーを守り国外脱出させるため、アメリカ大使館から空港までの22マイルを護送するミッションに挑む。

映画『マイル22』のネタバレ感想

以下ネタバレ含みます

 主役以外全滅

という予想外のラストシーンで幕を閉じた『マイル22』。

マーク・ウォールバーグ演じるCIAのジェームズ・シルバ以外の全員が射殺されるという衝撃的な結末で、ロシアのスパイが見事勝利します。

『ローンサバイバー』に続き、ウォールバーグは一人だけ生き残るのが得意なようです。

 さて、ウォールバーグ演じるシルバはCIAの中でも特に戦闘能力が高い人物で、映画冒頭から彼の特別感が描かれます。性格に難があり、手首をパンパンしないと精神的に不安定。そして幼少期から天才だったと。そんな最強シルバが、たった一人生き残った事で「さすがシルバは違うな。強い。」と言いたいところが、生き残った理由はその戦闘能力の高さとはあまり関係ない気がしています。

 マーク・ウォルバーグが政府にハメられたスナイパーを演じた『ザ・シューター』の主人公(スワガー)は銃を撃てば100発100中。『ボーン』シリーズのジェイソン・ボーンはイケメンでとにかく強い。そしてかっこいい。
こういったアクション映画は“かっこいい”がとにかく大切だと思います。
主人公がカッコ悪いアクション映画は少ないです。

ところが、本作の主人公シルバが生き残ったのは、生き残るポジションだったというだけで、戦闘力はそこまで関係ない感じ。
映画冒頭には特別感が強かったシルバでしたが、戦闘シーンでは特別に強いとは思えません。
それに加えて不可解な性格。

ということで主人公シルバに魅力がありません。
かっこよくない。

というよりも、かっこわるい。

そしてチームの二番手的存在のアリスこと暴言母ちゃんの設定にはどんな意図があったのか。
結末もそれだけど全体的にCIAがカッコよくない。
中国資本たっぷりという事が影響を及ぼしているのかわかりませんが、かっこわるいCIAは珍しいかもしれません。
ですが、珍しいから面白いわけではないですし。

 かっこよくない主人公を引っ提げながらも、何も考えずに楽しめる。

 ハードでアメリカンなガン・アクションを魅せてくれる。


というわけでもありませんでした。

そして、

 お話の詳細がわかりませんでした。


物語自体に現実味が無いとか、矛盾があるとかそういうことではなく、理解力も理解する気もない僕には至極わかりにくかったです。
脚本が難しく物語自体が凝っているとかいうわけではないと思います。
これに関してはこちらがポンコツで申し訳ないのですが、自分だけって事は無いはず。
一回では理解しきれない映画?
二回目でもっと面白くなる映画?

そんな映画もありますが、、(テネットは観てないし今後も観ません)
そもそも理解しきれない部分があっても、1回目が面白いから2回目が観れるわけで、『マイル22』をもう一度見直すことはないです。
理解力不足と言われればそれまでですが、難解な物語では無いはずなので無駄にかっこつけてないでもっと細部まで説明しておくれ。そして、シルバをもう少しかっこいい主人公にしてくれれば、僕みたいなお子様も楽しめるのになぁ。
と素直な感想ですが、この作品はR15指定。
そう考えると、こちらの精神年齢がアンダー15の可能性も出てきます。

 続編も決まってるという事を踏まえると、
「そういえばアリスはどうした?生きてたりする?」
とか、
「ジョン・マルコヴィッチ演じるビショップも生きてたりする?」
とかいう想像をしてみたり。
続編は、ロシアに捕まっているアリスの救出作戦だったり、今度は自分たちが脱出する為に飛行場へ。
飛行場までの距離は『マイル23』?
ちょっと文句垂れたくせに続編が気になっているのは、少し珍しい作品だったからかな?

でもこういった作品を観ると思います。

 やっぱりアクション映画好きじゃない。


こういったアクション映画を観ると再確確認できる自分の好み。

そして最後に気になった事が一つ。


 もはやアメリカ(CIA)側が悪役。


そう見えてくるほど、CIAのメインキャラ2名は可笑しな人物で、ロシア側の権力者(殺された息子のお母さん)は、作戦成功にも決して喜ばずじんわりと涙を浮かべる。
最後まで少し間抜けなアメリカ側を応援していなかったからこそ、あの結末には文句がないのかもしれません。

アクションが好きな人には良いのかもしれませんね。

映画『マイル22』 ネタバレ感想まとめ

15歳以上のおバカさんにも優しくわかりやすい見せ方をしてほしかったな。

Be kind.

ローンサバイバーの方が好きなので。
観てない人はぜひ、ローンサバイバーを観てください。

アメリカ・ファースト。

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