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『マーベルは映画じゃない』スコセッシ監督VSマーベル軍団比較。 | なぜ批判するのか?

マーベル映画

歴代興行収入ランキングのトップ10の中に4作品も名を連ねている『マーベル・シネマティック・ユニバース』(MCU)シリーズ。
トップ10どころか、長年トップだった『タイタニック』を超えた『アバター』を更に超えて、No.1となっている『アベンジャーズ/エンドゲーム』

そんなMCU作品をがっつり批判した、マーティン・スコセッシ監督。

興行収入から見るとマーベル映画の人気はとてつもなく、
実際に今まで観ていた人も皆、映画だと思っていただろう。
しかし、スコセッシに言わせてみれば、あれらは映画ではないらしい。

M・スコセッシ

ありゃー映画とは呼べんな。
テーマパークじゃ!

スコセッシ監督からしたら、映画館やお家がテーマパークに早変わりするんだから、コスパ最高!
という事で良い意味のような気がするが、そういう事ではないだろう。

MCU(マーベルシネマティックユニバース) VS チーム・スコセッシ

スコセッシが過去に監督を務めた映画は全部で40以上あります。
(ドキュメンタリー映画も含みます)

対してMCUは23作品。
(2019/12)

そもそも、MCUは監督ではなくシリーズなので、形式上は複数の監督 VS スコセッシになるがそこはご容赦。

発端となったスコセッシ監督のコメント

“I don’t see them. I tried, you know? But that’s not cinema. Honestly, the closest I can think of them, as well made as they are, with actors doing the best they can under the circumstances, is theme parks. It isn’t the cinema of human beings trying to convey emotional, psychological experiences to another human being.”

https://screenrant.com/martin-scorsese-marvel-movies-not-cinema/

マーティン・スコセッシ
MUCの映画は観てないよ。観ようとしたけど、あれらは映画じゃないんだ。たとえるならば彼らが作っているのは、役者が状況に応じて最善を尽くすことで完成させたテーマパークだ。
人間の感情を動かせるようなものでは無い。


ということですが、
そもそもマーティンはMCUを観ていない。

たまに映画のレビューサイトでも、途中で見るの辞めて星1つ!みたいな人いますよねー。
それと同じだったんですね。。。

マーベル軍団の反撃まとめ

『ひとそれぞれの感じ方があるよね。』

というニュアンスの発言をしている関係者が多く感じます。

個人的にはどちらの映画も見たことはありますが、MCUはすべて見逃していません。スコセッシ監督作品は年代的にも少ししか観ていませんが。

少し言い訳しましたが、早めに観ます、、
もちろんディパーテッドやシャッターアイランドは観ましたよ!

かってに興行収入を比べてみる。

興行収入=人気・成功の度合い
とは一概に言えないかもしれませんが、ある程度の指標になりそうかと思ったので勝手に比較してみました。

MCUの興行収入トップ3

数字が大きすぎてわかりにくいので、ざっくりとわかりやすい数字にしました。。

順位作品名興行収入
1アベンジャーズ/エンドゲーム27.9億ドル
2アベンジャーズ/インフィニティー・ウォー20.4億ドル
3アベンジャーズ15.1億ドル

世界歴代興行収入ランキングの順位で行くと『アベンジャーズ/エンドゲーム』が1位。 『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』が5位。
と、映画界ではトップを走っているのがよくわかる数字。

スコセッシ監督の興行収入トップ3

順位作品名興行収入
1ウルフ・オブ・ウォールストリート3.9億ドル
2シャッターアイランド2.9億ドル
3ディパーテッド2.8億ドル

マーベルの数字を見てからこちらのトップ3を見ると戸惑ってしまうが決して低い数字ではないはず。

興行収入を比較してみた結果

最初に言っておくが、僕は『興行収入が多いほう偉いとか凄いとか』と言っているわけではない。

さて、実際に観てみると、MCUのトップ3の興行収入合計が63.4億ドル
対してスコセッシのトップ3映画、興行収入合計は9.6億ドル

興行収入だけで見ると、MCUシリーズがスコセッシ映画の6倍以上の数字となり、人気や興行的な成功はMCUシリーズに軍配があがりそうです。
ただし、MCUシリーズは製作費もかなり高額になってます。

ちなみにMCUシリーズの63.4億は『ドル』なので、『円』に換算すると6500億円くらいになります。
数字があまりにも身近じゃないのでどれくらいか想像がつかないですね。

マーベル嫌いはスコセッシだけじゃない

実は、マーベルを批判しているのはマーティン・スコセッシだけではない。
ゴッドファーザーなどを手掛けた『フランシス・フォード・コッポラ監督』はこのように述べている。

フランシス・フォード・コッポラ
フランシス・フォード・コッポラ

「映画でないと言ったマーティンは寛大だったと思う。彼は嫌悪すべきものだとは言わなかった。私ならば、そう言うがね」

https://eiga.com/news/20191026/5/

なぜマーベル映画は批判されるのか

そもそも何でこんなに悪口を言われるのか?

コッポラ監督はマーベル作品に批判的なコメントをした後、
「いや!マーベルは批判してないよ?
僕はシリーズものが嫌いなんだよ。」

という内容のコメントを出しています。

では、なぜマーベルを標的にするのか?
シリーズになっている映画は、『スターウォーズ』や『ハリーポッター』など、たくさんありますよねー。

当然かもしれませんが、マーベルに対して批判的なコメントをする監督がいるのは、その優れた興行的な成功からかもしれません。

『マーベルは映画ではない』スコセッシ監督VSマーベル軍団でいろいろ比較。のまとめ

参考のスコセッシのインタビュー記事を見ると、このようにまとめられていました。

Martin Scorsese says that although he’s tried to watch them, he doesn’t think Marvel movies are cinema. With over a half a century of filmmaking to his credit, Scorsese has undeniably taken his place as one of the greatest directors in the history of cinema. A cinephile in the truest sense, Scorsese has loved movies his entire life, and the influence of the vast cinematic experiences he’s collected over the years is deeply felt in the work he produces.

https://screenrant.com/martin-scorsese-marvel-movies-not-cinema/

” スコセッシはマーベル映画を観ようとしたのだが、彼はそもそも映画だと思っていないと言っています。
スコセッシは半世紀以上にわたる映画製作の功績により、彼は映画界の最高の監督の1人となりました。
真の意味で映画愛好家であるスコセッシは、生涯映画を愛してきました。そして彼が映画製作で長年に渡って培った膨大な経験による影響は、彼の作品から深く感じられます。  ”

 個人的には、映画を通じて感情を動かされたり、学びになるようなこともありますが、それが面白い映画の必須条件とは一切考えていません。

『映画という媒体だからこそ成しえる事』は、やはり映像だと思います。
それが小説との違いだと思いますし。

しかし、スコセッシ監督といえば、映画界の中でも特に映画オタク。過去に40作品を監督し、もうすぐ80歳になる、まさしく巨匠です。

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