ネタバレ感想

映画『シャフト』ネタバレ感想 | netflix版と2000年公開版の2作品?

『シャフト』黒人の為の映画

調べてみると、『シャフト』は意外にも歴史の長い映画シリーズでした。

完全主観評価星3.0個

▶星0~1:製作側に意地悪された ▶星1.5~2:後悔 ▶星2.5~3:相性がやや悪いのか  ▶星3.5:楽しめた ▶星4: 楽しめた♡ ▶星4.5:ハリーポッター ▶星5:超ハリーポッター

映画『シャフト』2019年 / ネットフリックスver

原題   : shaft  
製作年度 : 2019 年
上映時間 : 111 分
監督   : ティム・ストーリー
主演   : サミュエル・L・ジャクソン (シャフト役)
ジャンル : アクション ブラックムービー

まず初めに、
『シャフト』は、ネットフリックスのオリジナル映画として出ていますが、アメリカでは劇場公開もされています。日本ではDVD化や劇場公開が無く、ネットフリックス限定で配信されている。
という事になります。
製作はネットフリックスと、どこかしらの会社の共同制作なので、一応オリジナルと言えるかと思いますが、
Netflixにて、”Nマーク”が付いている作品はあくまで
「とりあえず日本ではネットフリックス限定なんだな。」くらいに思っておけば間違いなし。

あらすじ(ネタバレ無し)

母親に育ててもらった黒人青年のジョン・シャフト・ジュニア。彼は大学卒業後にFBIのサイバーセキュリティの専門家として働き始めていた。
しかし、ある時に古くからの親友が事故死してしまい、その死因に違和感を感じたシャフト・ジュニアは、生涯疎遠だった父親『シャフト』に助けを求める。父親のシャフトは地元では有名なワイルドで凄腕の探偵さん(元警察官)だった。

映画『シャフト』は続編だった

以下ネタバレ含みます

どうやら、今回Netflixで鑑賞した『シャフト』という映画は、2000年公開の『シャフト』という映画の続編らしい。
続編なのにタイトルは同じなんですな。
ということで、今回は謎に包まれた『シャフト』についてもザザザッと調べてみました。

2019年公開の映画『シャフト』では、父親のシャフトは個人で探偵として働いており、すでに一人で仕事をしている状態となります。
しかし、シャフトはもともと警察官として働いていました。
そんなシャフトがまだ警察官の時。
そして、警察官を辞めて一人で活動し始める所を描いたのが2000年に公開された方の古い『シャフト』になります。
しかし、この古い方のシャフトも実はリメイク作品なんです。
元々のオリジナル作品は1971年にアメリカで公開された『黒いジャガー』というもの。(邦題は”黒いジャガー”ですが原題は”シャフト”)

当時のシリーズは2作の続編へと繋がり、TVシリーズになるなど人気の高い作品だったが、2000年にサミュエル・L・ジャクソン主演でリメイクした”サミュエルver”はオリジナル作品には遠く及ばない評価となった。

個人的にも、記憶に残る作品ではないので、1年後の自分はきれいさっぱり忘れているだろう。

1970年代に人気だったシャフトシリーズ。
なぜ人気だったのか?というと、僕SHIMURAは全く世代ではない日本人なので細かくは判断しかねますが、
どうやら、ブラックムービーの先駆けだったようです。

ブラックスプロイテーションと言う黒人映画

当時(1970年代)のシャフトは、ブラックスプロイテーションというジャンルの映画でした。
ブラックスプロイテーションというのは、
アフリカ系アメリカ人(黒人)をターゲットにした、アフリカ系アメリカ人(黒人)による映画です。
主演はもちろん黒人。音楽は黒人たちのブラックミュージック・ソウルミュージックを使い、黒人文化を象徴するようなものが多く出てくる。
黒人の麻薬の密売人や殺し屋のような人物が出る事が多く、やや頭の弱い白人がでてくるのも特徴。
ただし、黒人の悪い部分を含んだステレオタイプを描きすぎる事で、当時反対派も多く、1970年代の内に無くなってしまった映画ジャンルのようです。
ただし、こういった事も含めて黒人が映画でも多く活躍できるようになった。という考え方もあると。

結局は”現代版”の『シャフト』だった。

2019年、ネットフリックスverの『シャフト』を観ていると、
黒人による白人への差別のように感じられるところ(白人をバカにする描写)があるが、それもそのはず。
それが『シャフト』のもともとのコンセプトだったのだから。
当時(1970年代)は黒人の為の黒人最強イケイケ映画だった『シャフト』が珍しく新しい風となったようだが、それを現代にリメイクしてもイマイチだった。
黒人の活躍するヒーロー映画は数多あり、珍しいものではないし。

ということで、
2019年版のシャフトは、黒人で人種を強調するシーンこそあるものの、目新しいものとはならず平凡な作品。
という印象です。

黒人の作る黒人の為の映画を、万人受けするようにナチュラルにしたのが『シャフト』(2019)なんでしょうか。

映画『シャフト』 ネタバレ感想のまとめ

サミュエル・L・ジャクソンはいつ見ても”サミュエル・L・ジャクソン”。
映画ごとに役作りで体重や筋肉量を変え、さまざまな人格を演じるような名優さんもいますが、ジャクソンはいつ観ても安定のジャクソン役。
僕SHIMURAは、『コーチ・カーター』を観てから、ずっと彼のファンなんすよ。

そんなこんなで、
今回の作品は、意外にも歴史の長い映画『シャフト』でした。

関連記事