『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』で少し顔を出したマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)初のスパイダーマン。
MCUでそのスパイダーマンをメインとした1作目が『スパイダーマン:ホームカミング』だ。
ホームカミングとはアメリカの高校などで行われるイベントの一つで、文化祭や体育祭のような位置づけのイベントらしい。
完全主観評価(4)
スパイダーマン:ホームカミングとはどんな映画?
上映時間 : 133分
監督 : ジョン・ワッツ
主演 : トム・ホランド
日本ではわかりやすく副題がつけられることも多いので、日本オリジナルのタイトルかと思いきや、現代も同じく『Spider-Man: Homecoming』
数あるスパイダーマン映画のうち、大きく分けると3つあるシリーズのなかの1作品めにあたる。
ただしMUCシリーズでのスパイダーマンは1作目になるが、MCU全体で言えば、16作目にあたる。
MUCは世界観が一つにつながっており、他のキャラクターも多少出てくることや、映画序盤から『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』と話が繋がっている、という事もあるので、過去作を全部観た方がより楽しめることは間違いない。
ネタバレ無しのあらすじ・予告編
ネタバレ無しのあらすじ
『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』 でのアイアンマンに助っ人として呼ばれたスパイダーマン。
アベンジャーズの一員とはならなかったものの、ニューヨークの街でスーパーヒーローとして活躍する。
またアイアンマンに声を掛けてもらい、アベンジャーズの一員になれるために毎日毎日ヒーロー活動を頑張っているスパイダーマンだが、、。
予告編
スパイダーマン:ホームカミングのネタバレ感想
毎度面白いスパイダーマンシリーズ。
今回は今までとは違い、ライトな雰囲気で好みだったかも。
ネタバレ有り感想
過去のスパイダーマン作品にもあったような(似たような)演出や設定がちりばめられています。
過去のスパイダーマンは、ヴィラン(敵キャラ)との関係が「友達の親」となっていました。
そしていつもヴィランとの関係が少し深めのスパイダーマン。
今回は、好きな女の子の父親が敵(バルチャー)となります。
もちろん好きな女の子は、父親がバルチャーであることも、友達がスパイダーマンであることも知りません。
女の子のお家に訪問した際にヴィランが出てきたときは怖かったね。
それと、スパイダーマンシリーズに出てくる敵は、ただクレイジーな暴君というよりも、それぞれに思いを持っていることが多い。
というよりも、ヴィランたちのストーリーもしっかりと描かれているんですね。
悪でありながら、葛藤があるんですね。
家族を守らなければいけないヴィランでした。
全体的には、宇宙から戦艦が襲ってくるアベンジャーズのようなスケールの大きさ、規模感はありませんが、それもまたスパイダーマンらしくてよかったと思います。
ラストシーンは、バルチャーからスパイダーマンへの感謝を込めた演出らしいですね。悪い奴だけど、悪い奴ではない。スパイダーマン流のヴィランでした。
ということで刑務所からまた敵が現れそうな雰囲気でしたが、そんなことはなく今回の話は解決したと見られます。多分。
映画【スパイダーマン:ホームカミング】ネタバレ感想 | ラスト考察のまとめ
マーベル・シネマティック・ユニバース(MUC)シリーズは、相変わらず全作品の繋がりがあるので、観ていない人にはわかりにくい所があるかもしれません。
今回星4つという評価をしていますが、MCUのスパイダーマンだけを観てもそう感じられない方が多いのではないでしょうか。