メイズランナー3部作の完結編『メイズランナー3:最期の迷宮』。3部作いっき観しました。
ある意味で「最期まで迷宮」でした。
完全主観評価(1.5)
メイズランナー3:最期の迷宮ってどんな映画?
上映時間 : 142分
監督 : ウェス・ボール
主演 : ディラン・オブライエン
ジャンル : SFアクション
小説を基に映画化した2018年のアメリカ映画。
原題は 『MAZE RUNNER: THE DEATH CURE 』。
死の治療?治癒?という直訳になりますが、邦題は「最期の迷宮」。
この題名の付け方がまず悪くない?
という感じ。
あらすじ・予告編
適当なあらすじ(※メイズランナー1、2のネタバレ有ります)
メイズランナー1で主人公トーマス達が監禁された迷路から逃げる。▼
メイズランナー2でまだ悪い奴から逃げるけど、一人捕まる▼
メイズランナー3はその一人を奪い返しに行く。
全体的なストーリーは、「人体実験をされる若者たち」VS「ウイルスから世界を救う為に、人体実験をする組織」という構図になります。
予告編
▼第1作目、2作目を観るのがめんどくさい人は、「2分でわかるメイズランナー」もありました▼
メイズランナーのネタバレ解説&感想
メイズ1からの内容を超短くまとめると。
『メイズランナー1』から振り返ると。
みんな自由になるために迷路を抜けたい▼
熱い主人公(トーマス)が登場し頑張る▼
怪物倒したら迷路出れた▼
迷路がWCKDという組織による実験だったと知る▼
誰かに救出される▶▶『メイズランナー2』へ。
『メイズランナー2:砂漠の迷宮』
WCKDの実験(迷路)を抜け出した後、救出されたと思った▼
やっぱりそれWCKDだった▼
また逃げ出す▼
一部の仲間が捕まる▼
助けに行く▶▶『メイズランナー最終章』へ。
『メイズランナー3:最期の迷宮』
実験に連れて行かれた仲間(ミンホ)を救うため、さまざまな作戦を立てて敵(WCKD)の施設へ潜入する。▼
救う『終わり』
感想&解説
今回3部作をだだーっとすべて観ましたが、とにかくリアリティが無い映画でした。
SFだから、という事ではなく。
上げていったらキリがないほど、各キャラクターの行動が謎。
観ながらWHY?なぜ?の連続です。
・ラスボス的なやつに何度もとどめを刺さないトーマス達。彼生きてるよ!ってみんなに思わせる。
・逃げ場が無くなり、高層ビルから 街にある噴水のようなオブジェ的なやめがけて飛び降りたトーマス達。
絶対死ぬだろ!と思いきや、
水がプール位の深さ。
そんな深いのある??
ていうかプールくらい深くても死ぬわ!せめてケガするわい。
・敵部隊のマスクをかぶって潜入したのに、イラっとしたらトーマス取っちゃう。
それは絶対ダメでしょ?
案の定その場で見つかる。
これは僕が悪いけど、これだけ違和感に気になりだすと、もう映画を愉しむ体勢ではなくなります。
極めつけは納得のいかない結末。
トーマス達は逃げることもできましたが、一人の仲間(ミンホ)を救うために敵陣WCKDに戻り、戦いの末ミンホを取り戻します。
ですが、仲間の一人がウイルスに感染し死亡します。
WCKDは人々を救うウイルスの血清を作る為に、若者へ人体実験をするのですが、その血栓は主人公トーマスの血液でしか作れません。
最後の方にそれが発覚するので理想的な終わり方は、トーマスが血液を提供し、WCKDや若者、その他の人たち全員を救いハッピーエンド。だと思いますが、
WCKDはぶっ壊され、
仲間は死に、
ウイルスはまん延したまま、
トーマスと仲間たちはどっかに逃げる。
というもの。
いずれウイルスは彼らの基にやってくるだろうし、
トーマス・ブロディ・サングスター演じるイケメン少年(ニュート)死んじゃうし。
なんかトーマスのわがままでトーマスの一人勝ちみたいな終わり方。
世界にとっては、もはやトーマスも悪!

映画【メイズ・ランナー3:最期の迷宮】ネタバレ感想&ストーリーのまとめ
僕はわりとDVD、Blu-Rayで観ることが多いので特典映像を必ず見ます。
特典映像を見ると、「膨大なお金をかけてプロの人たちが動いているんだな。」と漠然と感じますが、
「人それぞれ」ですね。
でもとりあえず、メイズランナーシリーズ3部作のなかで、
本当にメイズ「迷路」をランナー「走る(人)」していたのは、1作目だけ。
他は全然迷路も迷宮もなし。
シリーズものとして『メイズランナー』とタイトルをつけるのはまだしも、『砂漠の迷宮』や『最期の迷宮』というサブタイトル!
キャッチコピーとして『最期のメイズ(迷路)を攻略せよ!』というのは、ダメ!絶対!
もしメイズランナー4として続編が公開されるとしたら『ゾンビの迷宮』かな。
ふりかえると、星1.5ですが、1作目、2作目、3作目の序盤までちゃーんと楽しく観させていただきました。
カヤ・スコデラーリオは可愛かったし。