未分類

映画『藁の楯』ネタバレ感想 | 似てるけど全然違う『22年目の告白』クズすぎる男のお話

藤原竜也vs大沢たかお

クズすぎる犯罪者役をのびのびと演じる藤原竜也が本領発揮。

細かいリアルを追求するのはもう止めて、ただ楽しむ。
わざわざ映画をつまらなくする事はないんだからね。

完全主観評価(星3.5コ)

映画『藁の楯』とはなんぞや

上映時間 : 125分
監督   : 三池崇史
主演   : 大沢たかお / 松嶋菜々子 / 藤原竜也

三池崇史監督は『クローズZERO』シリーズや、『悪の教典』『着信アリ』『隣人13号』などを手掛けており、
『神さまの言うとおり』『テラフォーマーズ』なども監督している。
とにかく監督作品が多い、忙しい人のようだ。

主演の藤原竜也は今回もクズ役を演じ、大沢たかお、松嶋菜々子は、クズ役の藤原竜也を守るSP役として出演する。
原作は、木内一裕という方の《藁の楯》。邦画にしてはアクションシーンも迫力あり!です。

『藁の楯』 あらすじ(ネタバレ無し)

大富豪の孫を殺害した清丸(藤原竜也)。
孫を殺害された大富豪は、裏から手をまわし全国新聞に「清丸を殺した者に10億円を出す」という事を発表する。
さらに海外のサーバーを使い清丸サイト(ホームページ)を作り、さまざまな情報を発信する。
逃げていた清丸は、知り合いから殺されそうになったのを機に、警察へ出頭する。
警察は、清丸を移送させようとするが、10億円を求めて清丸を殺そうとする人物が次々と現れる為、清丸にSPを付けることになった。

ということで、そのSPを大沢たかおと松嶋菜々子が演じる。

まだ観ていない人。
このあらすじを見て、
「くっそくだらねえ話だな!」と思ったら止めましょう。
「面白そうやんけ~!」と思ったらお勧めです。

『 藁の楯 』 のネタバレ感想

以下ネタバレ含みます


さて、
『藁の楯』という映画は、

構造的にはドラゴンボールと同じ。

フリーザ→セル→魔人ブウ。という具合で、次々に現れる敵を退けていく。
という流れだ。
次から次へと、いろいろな方法で殺そうとする清丸キラーがやってくるのをひたすら守るお話なんですね。

10億円欲しいよね。

しかし、さすがにドラゴンボールとは違い内容は少し凝っていて、
わかりやすく言えば

いずれ死刑になる人物を、法の下で死刑にする為、国が守る→そのせいで無実の人間が命を落とし、多くの人が翻弄される

という流れだ。

私的制裁(個人が個人に制裁を下すこと)は、映画の中でも現実同様もちろん禁止されているわけだが、結果的には国が制裁を下さなければいけないという、国のルールの為に、複数の人物が死んでしまうわけだ。

国民が豊かに暮らすための政治制度や憲法や法律のはずが、時に国民を苦しめ、縛り付けるルールになってしまうということ。
だって映画の結論的には、国が殺すのか、個人が殺すかの違いなわけだからね。

そう。

清丸は死にます。


ということで、政治制度にしても法律にしても完璧ではないわけです。
それは当たり前のことで、常にアップグレードを繰り返して現段階なわけで、今が完全な素晴らしいものではないのも当然ですよね。

もちろん10億欲しさに殺し合いが始まり、こんな映画のような内容が現実に起こるわきゃーないんだけども、
時に被害者を苦しめ、時に被害者を生んでしまうルールが存在するのは現実です。

悩ましい事だけど、僕は与えられた環境で生きていきます。

とりあえずは。

とまあ、そんな事を少しだけ考えてしまう映画でした。


にしても、パトカーを何台も突き飛ばしながら突進してくるトラック相手に、発泡もせずに手を振る警察官達には驚いたな。
さすがに違和感でしょ?
効果が無くてもなんでも、撃ったりした方が自然じゃないかな、、?

という事で!
そういった細かな描写では気になるところもあるが、全体的には迫力もあって楽しめた


というShimuの感想でした。

映画『藁の楯』ネタバレ感想のまとめ

藤原竜也のクズ役と言えば、『カイジ』シリーズや『22年目の告白-私が殺人犯です-』『デスノート』などがあるが、『藁の楯』もまた良い竜也君でしたね。

なんとなく『 22年目の告白-私が殺人犯です- 』と雰囲気が似ているけど内容はかなり違う。
別の映画のネタバレして怒られたくはないので語れませんが、、。
気になる方は 『 22年目の告白-私が殺人犯です- 』 も観てみてください。

最近邦画をめっちゃ観てますが、理由はありません。